[AutoCAD・DraftSight] デフォルト保存形式のバージョンを落とす方法
公開日:
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最終更新日:2017/11/30
AutoCAD, DraftSight
常に新しいAutoCADを使っている場合は問題がないが、相手先がAutoCAD 2005バージョンを使っている場合、こちらがAutoCAD 2010形式で保存したデータを送っても対応して無いから開けない。逆もまた然り。
お客様が最新バージョンであれば、まぁ一手間かけて最新のDraftSightでバージョンを落として保存すればいいが、こちらから開けないデータを送るのはよろしくない。そんな使い方が出来るだけでもDWG対応のDraftSightは秀逸だと思う。今のところAutoCADの最新バージョンまで開くことが出来る。DraftSight内では文字化けがある場合があるが、保存後AutoCADで開けば大体ちゃんと表示される。
そんな手間をお客様にかけさせないためにも(DraftSightに限らずAutoCADも)保存形式をデフォルトでダウンバージョン保存できるように設定しておくのがスマートだと考える。よっぽど特殊な方法でない限り保存するバージョンは
・DraftSightの場合『R2000-2002 形式(*.dwg)』
・AutoCADの場合『AutoCAD 2000/LT 2000 形式(*.dwg)』
であれば問題ない。最近は『AutoCAD 2004/LT 2004 形式(*.dwg)』でも問題はなさそうです。
ちなみに2014年2月現在の最新はそれぞれ『R2013 形式(*.dwg)』『AutoCAD 2013/LT 2013 形式(*.dwg)』です。
DraftSightの保存形式の変更方法
「システムオプション」で「開く/名前をつけて保存」-「デフォルトのファイルタイプ」を表示。『ドキュメントを次の形式で保存』のプルダウンメーニューから『R2000-2002 形式(*.dwg)』を選択して『OK』
AutoCADの保存形式の変更方法(AutoCAD 2012の場合)
「開く/保存」タブ内の「ファイルの保存」で『名前を付けて保存のファイル形式』のプルダウンメーニューから『AutoCAD 2000/LT 2000 形式(*.dwg)』を選択して『OK』
CADデータに限らずOfficeデータの受け渡しにちょっとした心遣いを加えると『データが開けないんですけど、、、』という手間が発生しなくてお互い無駄が省けていいです。
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