DraftSight オリジナルテンプレートをつくろう
【オリジナルテンプレートをつくろう メニュー】
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- [ DraftSight ] オリジナルテンプレートをつくろう 其の三 文字スタイルを設定する
- [ DraftSight ] オリジナルテンプレートをつくろう 其の四 寸法スタイルを設定する
- [ DraftSight ] オリジナルテンプレートをつくろう 其の五 線種を設定する
オリジナルテンプレートって結構使えるので
他の人が作成したデータに手を加えたりしなければならない場合がある。そんな時、折角自分で設定した寸法のスタイルが崩れてしまったり、一点鎖線や破線、点線の間隔がやたらと細かったり、逆に大きかったりしてしまう場合がある。それは設定されている名前が同一であるため起こる現象です。設定するスケールによっても見栄えが大きく変わってしまいます。
それを避けるために、自分のオリジナル設定を用意して名前を付けることで自分スタイルの作図が出来る様にしたい。
基本の文字高さ
A3用紙出力時2mm以上
1.5mmでも読めますがトゥルータイプのフォントだと潰れるかもしれない。
基本の線の『太さ』は3種
・細線(赤色):芯線、寸法、見えがかり等
・中線(緑色)
・太線(白色):枠線、強調させたいオブジェ等
※全て同じ太さを使うとメリハリが無くて見づらい図面となります。色=線の太さで管理するのがいいです。必要に応じて追加しましょう。
基本の線の『種類』は5種
・実線-Solid line
・一点鎖線-Center:主に芯線
・二点鎖線-Phantom:開口表示等
・破線-Dash1
・破線-Dash2(細)
これらはDraftsightにかぎらずAutoCADでも応用が効くので、これから始める人ならCADを練習、習得の取っ掛かりにしてみるものいいと思います。
ここで設定するテンプレートはA3で出力することを想定してます。スケールが1/1であっても1/100であってもA3出力時に寸法のスタイル、一点鎖線や破線、点線の間隔が一定に出来るようにする設定です。(例えば寸法の文字高さを2mmに揃えるといった事です。)
当然、オペレータごとに色々なノウハウがあるので図面の管理方法は千差万別で、オペレータの数だけ描き方があります。もっと簡単な方法もあると思いますがこれからCADを習得したい、ちょこっとカスタマイズしたい時に役立てば幸いです。
公開日:
最終更新日:2014/02/10