【禁煙2週間目】　禁煙で得るものは大きい

いやー、もうタバコいらない生活が続いています。

でも、まだタバコを意識してます。意識してるっていうのは喫煙者をみて考察してしまっているってこと。

以前から吸殻については気を付けていた。吸殻を捨てないのは最低限のマナーだと。しかし、いざノンスモーカー側から見ると問題は吸殻だけではないのが見えてくる。

吸わないでいると匂いがわかる。結構前から嗅覚が冴えているのがはっきりわかってきた。吸っている人はタバコの匂いをまとっている。俺にとって懐かしい香りだが、嫌いな人にとってはたまらんだろうなぁ。

喫煙スペースでモクモクやっているのも、実に異常な光景だぞ。吸っている時はあの中で煙を肺に入れたり出したりしてた訳だ。ちょっとした見世物の様に、あるところでは密閉された個室で、またある時は小さく囲われたオープンスペースで。

ニコチンが抜けたんだと思うけど、冷静に傍観してる。喫煙者をバカにしてるわけでは無いが、以前の俺は愚かだったなぁ、とつくづく思ったりする訳だ。そんでもって止めちゃった今をとてもラッキーだと感じてる。色々ないい面が戻っていたのだ。

【子供といる時間が戻ってくる】

子供にタバコの煙を吸わせたくない。だから喫煙してる時、子供から離れて喫煙所を探して、一服して戻る。5分や10分だがこれが1日だと結構な時間になる。この時間が戻ってきた。長く子供といられる、しかも近くでいられる。これ、幸せ。

これだけは言っておくね。
一服のために子供から目を離していた俺も相当バカだが、子供から目を離さないように喫煙所に子供を連れてきている奴は本物のバカだ。今すぐ『禁煙セラピー』を読んでもらいたい。自分の体を汚すのは構わんが、子供にどんな酷い影響を与えているのか、少しは分かってもらえるかもしれないからな。ブックオフで105円だから買っとけ。

【自信が戻ってくる】

『禁煙セラピー』でタバコが必要のないものだと理解できた。これはまさに『マインドコントロール』。これを応用すれば、色々なことに立ち向かえる。

嫌いな奴は嫌いでなくなるし、嫌な仕事も、まぁそれほど嫌ではなくなる。固まっていた常識をコントロールすればよりよい道が見えてくる。冷静になれるんだよ。

余裕が出来るって感じだ。余裕が生まれるとそれは自信につながってくる。余裕のお陰で素直になったと実感。自分でいうのも何だが、バカだから許して欲しいが、懐が大きくなったな、俺。

タバコをやめると余裕が出来るんではなくて、たかが一冊の本で『絶対無理』だと信じていた考えを変えられたという『事実』。これは40年以上生きてきた俺にとってショックであり、喜び。自分の常識が非常識だと認めるのは難しいけど、受け入れられたらラッキー。それでも意固地になってたら損するよ。

『禁煙セラピー』ではタバコに利点など一切ない！と書いてあるが、もしタバコに利点があるとしたら『タバコを簡単に止められるチャンスがあり、それを簡単だとわかれば人生が変わる（大袈裟ではない）』ってことか？もともと吸ってない人には与えられないチャンスだもんな。

だから喫煙者はラッキーだし、チャンスだぞ。その時が来たら後は青天井の確変が一生続くのだ。今はまさに『リーチ！』の時だぞ。

つくづく何でタバコが国の商売道具になっているのか不思議でしょうがない。中毒症状があるものを与えれば、当然顧客は減らないもんね。そりゃ儲かるわいな。やり方が汚いね。政治が汚いって思っちゃうね。本当はそんなこと無いと思いたいんだけど。

止めたお陰で余計な税金払わなくなってせいせいしてるけど、あの喫煙スペースの人達も俺のように楽に禁煙してハッピーになってもらいたいなぁと本当に思うんだ。そのチャンスをタバコがくれている内にね。